ろう者のくくるの乙女バンド
ゴールドコンサートに向けて
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障害ある私が頑張る姿をとうして生きる喜びを伝えたいと語る舞ちゃんです。
とにかく明るいんです。会うたびに大きな声で「こんにちは」と挨拶をしてくれます。
音楽が幼い頃から好きで小学校4年から三味線を習い始めました。
三味線を習いたいと三味線教室に弟子入りをお願いしましたが「脳性麻痺の障害あるので無理です」と何度も断られたそうです。
何度断っても諦めない舞ちゃんです。お願いし続けて3年、師匠は根負けしました。
彼女は一生懸命練習しました。
3ヶ月練習すると音がでるようになり今では三味線のコンクールで数々の賞をいただけるまでに上達しました。
三味線を習い始める前は人前では話すことはほとんどありませんでしたが三味線が上達していくうちに社交的になった舞ちゃんです。
舞ちゃんのゴールドコンサートへの挑戦に大人でも震え上がるようなような恫喝、嫌がらせがありました。
一部のメンバーから「舞ちゃんが苦しんでいる、これからどれだけの嫌がらせがあるかわからない、うるとらまんが悪い」と私への非難がありました。
私への攻撃は何でもない。しかし、未成年で体が弱い舞ちゃんへの嫌がらせには悩みました。
眠れない日々が続きました。
しかし、舞ちゃんは強かった。
堂々としていました。
夢に向かっていく上で壁があるのは当然。乗り越えてみせると辛いことも幸せへの肥やしにしていく舞ちゃんです。
そんな舞ちゃんに大人の私達が勇気づけられました。
音楽をするのに一番大事な耳が聞こえないハンデイを工夫と努力で乗り越えようと頑張っている仲間、小児麻痺で手足が不自由なのを、人の何倍もの努力で三味線を奏でる仲間、心の病を誰にも理解してもらえない辛さを音楽で自分の思いをぶつける仲間がいる。
メンバーの頑張りを嘲笑う人がいる。
メンバーの分断を画策している人がいる。
凄まじい恫喝にあい、言いたいことを言えず震え上がるメンバーがいた。
勇気を出し、自分の思いをぶつければ深夜にも及ぶメール攻撃で体調を崩し仕事にいけなくなるメンバがいた。
体が障害のため弱いメンバーへの攻撃には皆んな心を痛めた。
私への中傷に怒り、嘆くメンバーがいた。
くくるの乙女の活動を嫌がる人からの中傷に我慢に我慢していたがハッキリ「あなたがたの音楽には私は何も言わない、私達の
音楽に何も言うな。音楽は自由に楽しむものだ」と毅然としていた。
心の病ある人への攻撃は凄まじい。心の病あるメンバーが心配だった。
人がどう思うが仲間と楽しく音楽をやるだけだと言ってくれた。
彼は、この3ヶ月、ほとんど毎日、遅刻せず練習に参加している。
メンバーはひるまなかった。
毅然と立ち向かった。そんなメンバーと音楽ができる喜びがある。
くくるに関わることでくくるが攻撃されるからとくくるのメンバーに会うことを控える友人がいる。
私は言った。「堂々とやろう。会いたいなら会おう。私達も会いたい。もう他人の目を気にして生きていくのはやめよう。
言わせるやつには言わせればいい。へんな噂を流すなら流せばいい」
これから堂々といきます。私達は攻撃されたから反撃をしょうとは思いません。
それは音楽への考え方の違いです。
攻撃する人の音楽の考え方は尊重し干渉はしません。
どうぞ、お好きなように中傷してください。
私達は楽しく音楽をやるだけです。
くくるの乙女の活動を喜んでくれる友人がいます。
その人たちのために頑張ります。そんなくくるを応援して頂ける皆さんに感謝です。
くくるの乙女は、どこのバンドとも比べようとは思いません。
演奏技術が素晴らしいバンド、パフォーマンスが優れているバンドといろいろありますが、背伸びをしょうとは思いません。
また、自分たちより下手なバンド(恐らくないと思うけど)と比べて優越感を感じることもしません。
私達が比べるのは昨日のくくるの乙女と今日のくくるの乙女です。
去年のくくるの乙女と今年のくくるの乙女、来年のくくるの乙女です。
音楽、仲間との触れ合いを楽しみ、小さな夢に向かっていく、その過程を楽しむことを大切にしょうと思います。
3月
ゴールドコンサートに向けて練習をしています。
今までの練習と違っているのはメンバーに課題曲の構成を考えてもらうなど創意工夫をしてもらうことでした。
自分達で考え、アレンジしていくことは、やってみると楽しいものです。
耳が聞こえないメンバーにどうリズムを合わせるか試行錯誤が続いています。
皆んな、一つ一つの動き、音に敏感になってきました。
格段に上達しています。
教える側は耳が聞こえないメンバーにどうしたら上達できるか模索し
格段に指導技術は向上しています。
残り1ヶ月頑張ります。
4月7日
くくるの乙女がどうしても音楽に合わない。
真弓は音は全く聞こえないが補聴器で音を拾うことができる。(周波数の合わないラジオを聴いている感じ)
純子は補聴器を使わず音は全く聞こえない。
純子は目で見たものだけを頼りにダンスをするが真弓よりうまい。
真弓は音を聞こうと神経を集中しているがやはり、ハッキリ、聞こえない。
その分、リズムが狂うようだ。
4月13日
真弓がリズムにあいません。そこで舞ちゃんやメンバーとアイコンタクト、目で聞く練習をしました。どうしても補聴器で音を拾うとします。しかし、補聴器では健常者のようには聞こえません。
目で聞くトレーニング大事と思います。録画して舞ちゃんの癖などを研究してタイミングを、リズムを体感できるよう頑張っています。
4月20日
ていんさぐの花、安里屋ユンタ練習しています。3ヶ月かかって今日、リズムが
合いました。一番難しいところがなんとか突破です。これから細かいところの練習です。
4月26日
わずかですがリズムが合いません。そこでかんちやんにカホーンをやってもらい、カホーンに合わせてリズムを合わす練習しました。耳が聞こえないハンディを目で補うことにしました。

4月28日
どうしてもリズムが会わない箇所ありました。耳が聞こえれば何でもないことです。3ヶ月練習しました。今回は思いきって削除しました。今までなんとか耳が聞こえないハンディを乗り越えようと努力してたので残念です。しかし、努力してきたことは無駄ではない。気持ちを切り替えて練習です。
5月3日
ゴールドコンサート予選動画撮影でした。
撮影した動画をおくり審査です。なかなかリズムが合いません。
30回ぐらい撮影しました。やるだけのことはやりました。
皆よく頑張りました。心の病あるメンバーが練習に遅れず参加しました。
今までになかったことです。仲間の励まし、時には叱咤もありましたが心の病を乗り越えました。
耳が聞こえないハンディをどう乗り越えるか試行錯誤しました。
最終的にカホーンを使ってカホーンを叩くリズムに合わすやり方になりました。そのためカホーンが前にいます。
小児麻痺、パニック障害を乗り越えての今日の日です。今日まで頑張れたのは、練習が楽しかったからだと思います。くくるの仲間は最高!

障害ある私が頑張る姿をとうして生きる喜びを伝えたいと語る舞ちゃんです。
とにかく明るいんです。会うたびに大きな声で「こんにちは」と挨拶をしてくれます。
音楽が幼い頃から好きで小学校4年から三味線を習い始めました。
三味線を習いたいと三味線教室に弟子入りをお願いしましたが「脳性麻痺の障害あるので無理です」と何度も断られたそうです。
何度断っても諦めない舞ちゃんです。お願いし続けて3年、師匠は根負けしました。
彼女は一生懸命練習しました。
3ヶ月練習すると音がでるようになり今では三味線のコンクールで数々の賞をいただけるまでに上達しました。
三味線を習い始める前は人前では話すことはほとんどありませんでしたが三味線が上達していくうちに社交的になった舞ちゃんです。
舞ちゃんのゴールドコンサートへの挑戦に大人でも震え上がるようなような恫喝、嫌がらせがありました。
一部のメンバーから「舞ちゃんが苦しんでいる、これからどれだけの嫌がらせがあるかわからない、うるとらまんが悪い」と私への非難がありました。
私への攻撃は何でもない。しかし、未成年で体が弱い舞ちゃんへの嫌がらせには悩みました。
眠れない日々が続きました。
しかし、舞ちゃんは強かった。
堂々としていました。
夢に向かっていく上で壁があるのは当然。乗り越えてみせると辛いことも幸せへの肥やしにしていく舞ちゃんです。
そんな舞ちゃんに大人の私達が勇気づけられました。
音楽をするのに一番大事な耳が聞こえないハンデイを工夫と努力で乗り越えようと頑張っている仲間、小児麻痺で手足が不自由なのを、人の何倍もの努力で三味線を奏でる仲間、心の病を誰にも理解してもらえない辛さを音楽で自分の思いをぶつける仲間がいる。
メンバーの頑張りを嘲笑う人がいる。
メンバーの分断を画策している人がいる。
凄まじい恫喝にあい、言いたいことを言えず震え上がるメンバーがいた。
勇気を出し、自分の思いをぶつければ深夜にも及ぶメール攻撃で体調を崩し仕事にいけなくなるメンバがいた。
体が障害のため弱いメンバーへの攻撃には皆んな心を痛めた。
私への中傷に怒り、嘆くメンバーがいた。
くくるの乙女の活動を嫌がる人からの中傷に我慢に我慢していたがハッキリ「あなたがたの音楽には私は何も言わない、私達の
音楽に何も言うな。音楽は自由に楽しむものだ」と毅然としていた。
心の病ある人への攻撃は凄まじい。心の病あるメンバーが心配だった。
人がどう思うが仲間と楽しく音楽をやるだけだと言ってくれた。
彼は、この3ヶ月、ほとんど毎日、遅刻せず練習に参加している。
メンバーはひるまなかった。
毅然と立ち向かった。そんなメンバーと音楽ができる喜びがある。
くくるに関わることでくくるが攻撃されるからとくくるのメンバーに会うことを控える友人がいる。
私は言った。「堂々とやろう。会いたいなら会おう。私達も会いたい。もう他人の目を気にして生きていくのはやめよう。
言わせるやつには言わせればいい。へんな噂を流すなら流せばいい」
これから堂々といきます。私達は攻撃されたから反撃をしょうとは思いません。
それは音楽への考え方の違いです。
攻撃する人の音楽の考え方は尊重し干渉はしません。
どうぞ、お好きなように中傷してください。
私達は楽しく音楽をやるだけです。
くくるの乙女の活動を喜んでくれる友人がいます。
その人たちのために頑張ります。そんなくくるを応援して頂ける皆さんに感謝です。
くくるの乙女は、どこのバンドとも比べようとは思いません。
演奏技術が素晴らしいバンド、パフォーマンスが優れているバンドといろいろありますが、背伸びをしょうとは思いません。
また、自分たちより下手なバンド(恐らくないと思うけど)と比べて優越感を感じることもしません。
私達が比べるのは昨日のくくるの乙女と今日のくくるの乙女です。
去年のくくるの乙女と今年のくくるの乙女、来年のくくるの乙女です。
音楽、仲間との触れ合いを楽しみ、小さな夢に向かっていく、その過程を楽しむことを大切にしょうと思います。
3月
ゴールドコンサートに向けて練習をしています。
今までの練習と違っているのはメンバーに課題曲の構成を考えてもらうなど創意工夫をしてもらうことでした。
自分達で考え、アレンジしていくことは、やってみると楽しいものです。
耳が聞こえないメンバーにどうリズムを合わせるか試行錯誤が続いています。
皆んな、一つ一つの動き、音に敏感になってきました。
格段に上達しています。
教える側は耳が聞こえないメンバーにどうしたら上達できるか模索し
格段に指導技術は向上しています。
残り1ヶ月頑張ります。
4月7日
くくるの乙女がどうしても音楽に合わない。
真弓は音は全く聞こえないが補聴器で音を拾うことができる。(周波数の合わないラジオを聴いている感じ)
純子は補聴器を使わず音は全く聞こえない。
純子は目で見たものだけを頼りにダンスをするが真弓よりうまい。
真弓は音を聞こうと神経を集中しているがやはり、ハッキリ、聞こえない。
その分、リズムが狂うようだ。
4月13日
真弓がリズムにあいません。そこで舞ちゃんやメンバーとアイコンタクト、目で聞く練習をしました。どうしても補聴器で音を拾うとします。しかし、補聴器では健常者のようには聞こえません。
目で聞くトレーニング大事と思います。録画して舞ちゃんの癖などを研究してタイミングを、リズムを体感できるよう頑張っています。

4月20日
ていんさぐの花、安里屋ユンタ練習しています。3ヶ月かかって今日、リズムが
合いました。一番難しいところがなんとか突破です。これから細かいところの練習です。

4月26日
わずかですがリズムが合いません。そこでかんちやんにカホーンをやってもらい、カホーンに合わせてリズムを合わす練習しました。耳が聞こえないハンディを目で補うことにしました。

4月28日
どうしてもリズムが会わない箇所ありました。耳が聞こえれば何でもないことです。3ヶ月練習しました。今回は思いきって削除しました。今までなんとか耳が聞こえないハンディを乗り越えようと努力してたので残念です。しかし、努力してきたことは無駄ではない。気持ちを切り替えて練習です。

5月3日
ゴールドコンサート予選動画撮影でした。
撮影した動画をおくり審査です。なかなかリズムが合いません。
30回ぐらい撮影しました。やるだけのことはやりました。
皆よく頑張りました。心の病あるメンバーが練習に遅れず参加しました。
今までになかったことです。仲間の励まし、時には叱咤もありましたが心の病を乗り越えました。
耳が聞こえないハンディをどう乗り越えるか試行錯誤しました。
最終的にカホーンを使ってカホーンを叩くリズムに合わすやり方になりました。そのためカホーンが前にいます。
小児麻痺、パニック障害を乗り越えての今日の日です。今日まで頑張れたのは、練習が楽しかったからだと思います。くくるの仲間は最高!

この記事へのコメント
並々ならぬ努力と、一人ひとりが真剣に「向き合う」姿勢に
心より敬意とエールを送ります。
「向き合う」
何と向き合うの?
演者である一人ひとり
自分の障害と向き合う
音楽や踊り 与えられた役割と向き合う
できないことと向き合う
指導してくれている人と向き合う
折れそうな心と向き合う
上達したいと ひたむきに向き合う
また折れそうになる心と向き合う
できなかったことが できるようになった
その感激と向き合う
一緒に頑張る仲間に向き合い 応援する
指導してくれる人に向き合い 感謝する
指導する人 支援する人
お母さん お父さん 兄弟姉妹
全ての人が 演者一人ひとりに向き合う
悲しいこと 辛いこと
楽しいこと 嬉しいこと
全てと向き合って 共有する
手を取り合い 励ましあって
お互いが またひとつ成長する
その積み重ねが
やがて大輪の花となって結実する
それを確信しています
輝く皆様の未来に 幸あれ
尊く 使命ある皆さんに乾杯
心より敬意とエールを送ります。
「向き合う」
何と向き合うの?
演者である一人ひとり
自分の障害と向き合う
音楽や踊り 与えられた役割と向き合う
できないことと向き合う
指導してくれている人と向き合う
折れそうな心と向き合う
上達したいと ひたむきに向き合う
また折れそうになる心と向き合う
できなかったことが できるようになった
その感激と向き合う
一緒に頑張る仲間に向き合い 応援する
指導してくれる人に向き合い 感謝する
指導する人 支援する人
お母さん お父さん 兄弟姉妹
全ての人が 演者一人ひとりに向き合う
悲しいこと 辛いこと
楽しいこと 嬉しいこと
全てと向き合って 共有する
手を取り合い 励ましあって
お互いが またひとつ成長する
その積み重ねが
やがて大輪の花となって結実する
それを確信しています
輝く皆様の未来に 幸あれ
尊く 使命ある皆さんに乾杯
Posted by 福島の壮年 at 2015年05月20日 09:42
ありがとうございます。今回の予選突破は自信となりました。
Posted by カフェくくる うるとらまん
at 2015年05月20日 17:31
