くくるの乙女総集編

2010年10月~2013年11月頃までのカフエくくるのブログを家族 ろう者のくくるの乙女バンド  心の病とくくるの乙女にまとめました。 日常の会話はこちらです。http://kukurucafe.ti-da.net/

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てぃーだイチオシ

補足編徒然草

徒然草 1


失敗失敗の人生だった。
バブルに浮かれて弾けると急降下で1100万円の借金した。
朝昼晩365日9年間 皿洗い交通警備のバイトを掛け持ちした。サラ金数社から追われていた。30分おきに返せの電話で辛かった。
それでは期限内では完了しないと怒鳴られても、正直に払える金額を払い続けた。
裁判所で調停してもらった。
金融会社からの電話で忘れられない一言がある。
後2回で支払いが全部終わる頃だった。
「あと2回で終わりですね。逃げると思いました。頑張りましたね」担当者がニコニコしていた。
たったそれだけのことだが私は号泣した。
その一言が9年間の借金生活は無駄なことではないように思えた。

金融会社に働いている友人が私のために上司に頭を下げてくれた。もし、私が払わなければボーナスカットにもかかわらず
頭を下げてくれた。

お金には恵まれていなかったが人に恵まれていた。
今は亡き両親、最高の両親だと思う。

とても両親の真似ができない。親孝行したかった。
親戚も最高だ。冠婚葬祭をはじめお世話になり感謝している。
村も最高だ。小さな村だがだれもが自分の村に誇りを持ち、こんな私に地域の役員をさせてくれた。
友達も最高だ。耳が聞こえないくくるの乙女がライブができるのは献身的なサポーターのおかげだ

一番最高なのは家族だ。
息子は耳が聞こえない妻の耳になってくれている。自然にそうなった。いい息子と思う。

私が精神障害者の就労支援しているとき、精神障害者への嫌がらせがあった。
私、妻へも嫌がらせあった。
嫌がらせあっても我が道をいく妻だ。

そんな妻をみて、やっぱり、妻と結婚して良かったと思った。
私が妻に一番ひかれたのはいじめにあい、それを乗り越えてきたからだ。
妻の話し方を真似して笑う人がいた。
妻と友達になると耳が聞こえなくなると伝染病患者扱いされ孤独だった。

人は辛い体験をしたとき、人に優しくなれると思う。妻を見てそう思った。

お金 仕事 人間関係 健康に悩まない人生、順風満帆な人生とは、どんな
人生だろう?

もし、バブルが弾けず、順調な人生だったら、私は幸せになっていただろうか?
はっきり言えることは傲慢で人を見下す人間になっていたことだ。
それは、私が一番嫌いな人間だ。
そして妻と結婚することもなかったと思う。
何はともあれ、大事なのは今だ。過去を悔やんでも何も変わらない。
楽しく夢に向かうぜ!






 
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